(追記しました)続・昨日のつづき「ライターズブロック」というもの

昨日と一昨日とであんな内容書いたわけですが、
そんなタイミングでぴったりな本を見つけて感激しております。

書きたがる脳 言語と創造性の科学 アリス・W・フラハティ

アメリカの神経科医の先生の書いた本です。
自らの経験をもとに書かれています。
読書する本を探していたタイミングで
こちらのブログの記事を知りさっそく読みました。

ハイパーグラフィアの私は「書きたがる脳 言語と創造性の科学」に
ついて書かずにはいられない
https://susumu-akashi.com/2013/03/hypergraphia/

詳しい紹介はこちらのブログに素晴らしくまとめられているので、
こちらでは承前とさせていただきますが、このライターズブロックという存在…
(スランプと呼んでいましたがこちらのが合ってますね)
それだよ!という気持ちになりました…!
ものすごく描きたいのに書けないと言うことを、
ここまで的確に表現する言葉があったのかと感動しました。

引用されている「書きたい小説があるのに全く書けず、
その一方で友人にくそ長い手紙を書く」作家!この矛盾…!
昨日と一昨日だけでなく、「作品書けないこと」を説明する
くそ長い雑記書いてるわたし…!そして今も長いの書いてる!当てはまりすぎる…
こんな長文書いてるなら漫画描けよ、って
プロの作家さんにも突っ込まれましたけどw
まあそう見えますよね~その通りですよほんと
(長い文章書くのは好きなんだ許してほしい)

やはり原因は自己評価の厳しさや、完全主義など書かれており
まったく頷きます。
またライターズブロックは特定のジャンル、特定のテーマについて
起こるとのこと。(p115)
詩においてライターズブロックになったが、
エッセイは自由に書けたコールリッジという作家のことも引用されています。
私も一次創作でのみ起こる現象であり、二次創作はとくに苦もなく描けるあたり、
能力を失ったと言うことではないと思っています。

そのこと関して、それから対策について
ヤーキス・ドットソンのマウスの実験に当てはめて述べています。(p179)
覚醒状態と作業遂行には逆U字型の関係があり、低くても高くてもダメと言う事。
また難しい認知作業の方が忍耐や体力のいる作業よりも、
必要な覚醒レベルが低いと言う事。
つまりプロジェクトが大きいときはテンションを下げろと言うことである!まじか〜
コールリッジも自分にとって詩は大事な分野だったから余計に…ということ。
まぁ緊張しすぎで気を張ってるから、書けない。と言うことなんでしょうね…
頑張ろうとすればするほど泥沼になると言うことも…

追記(11/18) こんな記事も見つけました
疲れて少し眠いような時がもっとも創造的な仕事に向く時間?
https://www.huffingtonpost.jp/ichiro-wada/creative-work_b_6935976.html
「分析的な問題解決は早朝の方が能率が良いが、創造的な問題解決は少し疲れた頃のほうが良いものができる」
さきほどのテンションをさげる、というのに近いものがありますね。
疲れてる=テンション下がってるですもん…。
がんがんコーヒー飲んで、さあやるぞ!よりも、
ダメな時期はとことんシラフじゃない方がいいんでしょうね。
本人の体が絶好調だと脳内批判も絶好調ですからな~

そもそも作家のうつ病罹患率は一般の8倍だそうで、
ライターズブロックの症状はうつの症状と同じものであることから、
関係があるのではと神経科医の著者は述べています。
実際、作家ではない患者が、うつの治療後に回想録を書き上げたり、
また別の患者が躁状態のときに優れた企画書を書いたり、
パンを徹夜で焼き出したりしたそうです。急にクリエイティブになったと言う事ですね。

一方でうつである事は作家に必要であるとの意見もあり、
うつでなくなったことで意欲が低下したと言う作家も。
そしてそれは抗うつ剤の副作用のせいだという作家もいる。
わりと本に神経弛緩薬や向精神薬による解決を書かれているんですが、
さすがにそれは簡単に試せないぞ…w
お医者さんの書いた本だからそこは仕方ない
(むしろアメリカではライターズブロックなんですと言って
薬が処方されるんだろうか?日本では難しい気がする)

とにかく不安、うつとライターズブロックは近いものであり、
うつや不安に効果があるとされる運動やセラピーや瞑想が
ライターズブロックにも効くということ。なるほど
アメリカではこのライターズブロックという言葉自体がポピュラーなようで
ライターズブロックのワークショップも多く開かれているという。
そこでも採用されているのが認知行動療法とのこと。いいなぁ…受けたい。
日本にもこんなに創作活動している方が多いのに、
そういったものが目につかないように思います。なんで少ないのでしょうか不思議です。

とりあえず気になったとこだけ抜け出して書きました。
だいぶ駆け足で読んでしまいましたが、
とても参考にできることが多く、実際に自分でも試してみたいと思いました。
先ほども書きましたが、こういったライターズブロックに関する本、
アメリカではポピュラーなようですが、日本にはなかなかないですよね。
他にもこういったライターズブロックの参考になる本、
ありましたら読みたいので、教えていただきたいです。