クリエイティヴマインドの心理学・1

とくに意味のない女子高生 見直したら右脚短いね…


だんだん増えてきたので、スランプ研究の記事は
もう「スランプ研究」とカテゴリーつけてそこにぶち込むことにしました。
過去ログはこちらからどうぞ


さて先日言っていた創作と心理についての本について
感想のような備忘録ようなものを。

クリエイティヴマインドの心理学
ジェフ・クラブトゥリー&ジュリー・クラブトゥリー 著

※自分がティンときたところしか抜粋していませんので、
なんだか気になりましたらぜひご自身でお読みになることをお勧めします
とくに近い人

簡単に言うと、ものを作る人たちの独特の心理を理解し、
それとどう付き合って生きていくか…と言う本です。

ミュージシャンであり講師である旦那さんと、
開業医であり心理学者の奥さん夫妻が書かれています。
そのためアーティストからの視線と、心理学からの視線と
バランスよく書かれています。

10章で構成されています。
まず1章〜3章は想像力と言うものの定義、
アーティスト独特の極端な感性だったり
我々はどういう感じに創作しているかというのが解説されています。

とくに大事なのは3章、「9つの次元」において説明されているのですが、
アーティストは 矛盾した双極を併せ持ち 創作活動しているということ。

感情は、強烈平穏
エネルギーにおいては熱狂静止…というような
双極を行き来して創作活動していることが書かれています。

まるで躁鬱病のような感情の波…
これは何か作ってる人、思い当たることがあるのではないでしょうか。
私は思い当たることありありです…
寝ないでいくらでも描ける!楽しくてしょうがない!なんて
ハイテンションになる日もあれば、
私なんてもう描いても仕方がない…死んだほうがいい…なんて
落ち込む日(まぁこれは今ですが)があること、そしてその波が大きいこと…
私は若い頃に、このジェットコースターが一生続くのかと思って、
生きることに絶望していた時期がありますね…。

この本ではその双極にバランスをとって生きることではなく、
それは潮の満ち引きのようなものであり、
創作する上ではどちらも必要なことであると述べています。
この両極からの強い力がなければ創作ができず、
バランスを取ろうとすれば逆に想像力を阻害するだろうと。
潮の満ち引きが必要なのだと理解して生きていこうと述べています。

うーん…それは!正直辛いぞ!!
もの作る人間は自殺したりアル中になったり
歴史的に見ても精神的に不安定なイメージがついてますが
もうその辺はしょうがないんでしょうかねハハハ笑えない〜〜
不安定さは自分もそうですが、
物作ってる周りの人見てても思う事でもあります。
(特に仕事ではなく趣味だったり自らのパッションで創作してる方)
自らの精神的なもので苦しまれたり、悩まれている方が非常に多い…
通院してる方も多い…ほんとにね
そのことが創作を生み出すと言われてしまうと何も言えないのだけど。


さて4章、ここからが今の私に必要なことだと思います、
何が創作活動を停止させるか。何がスランプにさせるかということ。
ここでは

  • 恐れと不安
  • 拒絶
  • 存在不安
  • 都合の良い解釈

の4つを挙げています。まず

・恐れと不安。
「恐れ」は新しい可能性への期待より、
自己防衛心を強めて過剰に危険を意識する…
作家のスランプは恐怖心が生じて、創造する頭脳が機能不全に陥った例である
とのこと。
「恐れの引き金が引かれると、負のスパイラルとなって
別の引き金が引かれて、視野が狭くなり不安が周期的にやってくる…」

…なんでしょう…この知ってましたよ!みたいな
思い当たることありありな感じは…
(私の詳しい事情はブログの前の記事見てください)
先ほど書いた創作の利点となる双極であることが
恐怖や不安によって萎縮し、台無しになると述べています。

人間は本能的に危険があると、その危険に意識を研ぎ澄まして
身構えるようにできているからであると。
たしかにボールが自分に飛んできたら受け止めたり逃げることに
意識を集中しますね…
危険以外のものに対処する余裕がなくなるってことですね。
そう考えるととてもわかりやすいです。

・拒絶
これはわかりやすいですね、
作品が受け入れられなかったり酷評されたりといった拒絶です。
またコミュニティからの拒絶もあります、仲間外れと言うやつです。
これらに襲われると自ら孤立だったり引きこもりになったり、
やはり創作過程を止めてしまうと言う事。
簡単に想像ができますね…
最近はSNSによって作品への評価が可視化されがちなこともあり、
こういう流れに行ってしまう人も多いのではないでしょうか。

・存在不安
人と比較してアイデンティティをなくすこと、
また技術=自分だと思っていることによる不安
(アーティスト個人ではなく技術に批評しているのに、
まるで本人が批評されたかのように思ってしまうやつ)による完璧主義…
そして完璧など絶対ありえないから不安になる…
これもわかりやすいですね、あるあるです…

とくにダンサーは自分の体を使って表現していますから、
特にそういう不安に取りつかれるみたいです。
絵描きはまだ作品と物理的な距離がありますけれど、
確かに俳優さんとか自分の体が商売でもある表現者の方は
そう思い込んでしまうのも無理はないですよね…。

人に認められたいと言う気持ちに振りすぎてしまうと、
へつらいや感情が不安定になったり、
それが創作過程を尻込みさせるといいます。
ただこれは克服可能であり自分のアイデンティティーを
書き換えましょうと説いています。

最後
・都合の良い解釈
これは私には関係ないかなー
これは取り巻きやファンによって、「すごいすごい!」と
祭り上げられることで、自分に都合の良い世界を作り上げていってしまい、
創作力が枯渇すると言うことです。
ナルシズムや錯覚を呼び起こし、創作の波の良い面を
機能させないように働きかけるとの事でした。
はい、関係ない話でしたね。

最後の神絵師はともかく、これらは絵描きあるある話ではないでしょうか?
出されていたアーティストの事例が他人事に思えませんでした。
これらがスランプになると言われ納得してしまうものばかりですし、
自分においても周りを見ても思い当たる事例ばかりです。

さてこのあと5章から、それらを
どう乗りこなしていくかという話になっていくんですが、
なんだか長くなってきたのでこれで切りますね。
先ほども書きましたが、
かなり自分なりに解釈して書いているので、
内容が気になる方は本書で原文を読んだほうがいいと思います。
私の解釈が間違っているかもしれませんしね!

では続きはまたこんど